ほーむほーむほーむ

東京でちょろちょろ遊んできた翌日に高校の定期演奏会を手伝ってきたのでわりと体力が限界なの。というか布団の上でちょっと目をつむっていただけでメール着信にも気づかずそのままぐっすり熟睡なスリーピングビューティーとかそこらへんな感じでした。まあ、ビューティーな部分なんてないので魔女になんか殺されませんし、王子様も馬乗ってやってきてちゅーしてきたりしてこねぇので起きるときはあくまで自発的だっていうね。目覚めずにそのまま寝続けちゃうみたいな。起きちゃいましたけど。
それで定演を手伝ってきたわたしですが、ホール内担当してって言われたので有り難く人間ドアストッパー係をやらせてもらったんですよ。ホール入るところのドア開けて客一人一人にこんにちはーって笑顔を振りまくやつ。けっこう人も集まっていたのでそこそこの混雑。
惜しみなく笑顔を振りまきながらこんにちはを連発してたらちょっとかっこよさげな兄ちゃんがいたんですよ。ちっこくて黒髪ロングな可愛い彼女連れの。おお、彼女連れとはいえこれはいい年上、わりと好みだなぁと好奇心でなあな思わずガン見。すごくガン見。そしたら兄ちゃんが「なあな、元気だったか…」って、っててて。
なんでこの兄ちゃんわたしの名前知ってんだろうとよく見てみたら「こ、この腕の形…!まさか先輩!」というね。衝撃の事実。識別法が腕の形だっつう気持ち悪さにも驚けばいい。
最後に会ったのがちょうど一年前だったんですけど、あれだけ顔ガン見してたのに気づかなかったって、ねぇ。しばらくみないうちにイケメン風になってちゃって、あらあらまあまあおねいちゃん時代についていけないわぁ。そりゃねぇ、好きだったんだから「あらこの年上ちょっと好みだわん」どころのレベルじゃねーぞ
いやまぁ、おねいちゃん今は好きとかじゃないにしろ一年前に絶対見たくなかったもの、すなわち彼女を見せられたときにはけっこうキツかったです。思わず即座についったんにやばやば愉快とかくだんねぇことを送りつけるくらいに。口の中で「五年以内につるっぱげになっちまえハゲ」言ってため息ついたらどうでもよくなったのでよかったですけど。まあ、いいんじゃないですか。ぼくがんばるよ。