今日の実験

蛙のひ腹筋(携帯の変換で漢字が出なくてちょっと切ない)を塩化カリウム液が入ったシャーレの中にぶちこんで二つのピンセットを不器用に使いながら筋線維レベルまでほぐしてたらなんだか切なくなっちゃって生き残りのウシガエルさん達と炎を囲んで一緒にタンゴとジルバを踊りながらほろほろと泣いた、というのは全くの嘘なわけで、実際は仄かに漂う生臭さに耐えつつ「私は細かい作業が好き。私は細かい作業が好き。」とセルフ暗示をかけながら筋肉をぐちぐちにしていたわけです。いや、細かい作業はわりと好きですよ。本当ですよ。なんせ幼稚園時代は終日太い針に毛糸を通して紙相手に裁縫ごっこをしている危なっかしい子でしたからね。いいご趣味でしたね全く。それでぐちぐちにほぐした筋線維さんの横紋筋を顕微鏡で観察してたわけですが「わー!○○ちゃんの横紋筋超くっきりだね!」「××ちゃんのこそ陰影がはっきりしててとても観察しやすいよ!」などとを中心として女子大生がキャッキャウフフしてるわけです。シュール。横紋筋はアレでしたね。目が横紋筋になるかと思うくらい細かかったですね。悪いことをした小学生には10000μm分の筋線維の横紋筋を端から端まで正確に数えるくらいの罰を与えたらいいですよ。気が滅入って悪いことなんかもうしなくなりそうです。ちなみになぁなは10μm分でも弱音を吐いてました。頭も心も立派に弱い子ですね!ほら、だって寄り目したら絵とか浮かんできそうなのだったんだもん。何に見えるかで今日の占いとか本が書けそうでしたもの。いやまあ今日の日記で私がいかに頭の悪い大学生かわかっていただけたと思うのですが今更急に頭がよくなるわけでもないのでしょうがないのでした。おわり。