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私は女子高生に戻ってて慌ただしい朝を迎えていると思ってたらいつの間にか居間のテーブルに座ってて隣には本を読んでる男の人がいた。男の人は本を読みながらブルーベリーのパンとマヨネーズのパンを食べていた。私は男の人に怒られないように口の中からこそこそと二冊の本を取り出して隠した。本はセロハンテープの味がした。向かいに綺麗な一つ上のお姉さんが座ってきて男の人だけにライオンのシールをあげたのでムッときたのだけどこんなことで怒ったら駄目だよなぁと思ってたら私にもシールをくれたのでちょっと安心をした。
お笑い芸人が空気を読めなくて罰として木に吊されている間に私は装備を整えてパーティー編成をした。なぜか魔法使いがいなくて回復に困るなぁと思った。携帯をいじったら1.5倍速くらいで遠くの日常生活を見ることができたので眺めてたけどみたいものだけなぜかクレヨン画に変換されていた。適当に歩いてたらアイスの試供品をばらまいてるお姉さん二人組に遭遇して「アイスあげるけど食べ終わったらぶっ殺してやんよ」みたいなことを言われて面倒だなぁとか思ったけど差し出されたアイスがバニラアイスだったので喜んで食べた。一足先に食べ終わった仲間がなぜか紙袋を武器に装備してるのをバカじゃなかろうかと横目に見ながら私は両手に持ったタガーでお姉さんを滅多刺しにした。傷口が見えるのは厭だったので極力自分の反対側を刺した。刺してるうちにお姉さんの頭をスライスしてしまったけど自分からは見えない位置だったので気にせず刺し続けた。