サマンサタバサを所持し損ねました
サマンサタバサの鞄を所持し損ねたまま二十歳を少し過ぎてしまいました*1。単位で言えばサマンサタバサ未履修です。十代後半とかそこらへんの若い娘でしか許されないであろうあのフリル、リボン。そして乙女感。私はサマンサタバサを持たぬまま齢を重ねてしまったのです。あの形、あの色、そして乙女感。思えばスニーカーを履くこともなくなりました。思えばスカート丈も落ち着いてきました。思えばよくわからんイモい小物を身につけることも無くなりました。思えば生足も自粛するようになりました。サマンサタバサを持ってさえいればここにサマンサタバサを持つこともなくなりましたとつけ加えられるけど私はサマンサタバサを持ち損ねました。その年齢でしか持てないものを持ち損ねたこの気持ちをなんと例えればいいのか分かりませんがこの悔しさはもうすぐまた一つ年を重ねてしまうせいだけではないはずです。私はもう完全にサマンサタバサを持ち損ねました。その年齢でしか持てないものを持たぬまま年をとっていくのは非常に勿体ないことだなと強く思ったのです。そして「サマンサタバサには大人っぽいデザインもあるよ!」というツッコミは無しです。
似たものの例
- メゾピアノなどの子供ブランド服
- リズリサ、CECIL McBEEなどの高校生あたり向けのショップの服
- よくわからん流行りのイモい小物
*1:若干のサバ読みは気のせいです。