修学旅行の情景(終わりきれなかった編)

gominananasisan2006-04-22

<久しぶりんぐなあらすじ>
ケニアの子であるまあこさんがバスケ部くんに空気読まないでありえないくらい猛烈アタックし続けるのを見て、誰も止めなかったのかって?みんな止めたさ。でも、まあこさんは走り続けた。そしてあの夕日に溶けていったのさ…!




まあこさんが決めたこと。
それは「もう一回バスケ部くんに告白」
そうです。
まあこさんはすでに修学旅行の1ヶ月前にフラれていたのです。
ああ、やめて、まあこさん。
でもまあこさんはやめてくれませんでした。
もう名無したちは口は出せません。
応援しかできることはありません。
まあこさんはバスケ部くんにこんなメールを送ってお休みになられました。
「話したいことがあるから会ってくれない?」







うん。がんばれまあこさん。
さぁ、寝ましょう。そうしましょう。
「まあこ)どうして、どうして、どうして、どうして」





まあこさんのその日の寝言です。
まあこさんは起きてる時もひっきりなしにしゃべっているんですけど、
まさか寝ているときまでしゃべっているとは思いませんでした。
名無したちに休息をください。
次の日の朝、まあこさんの携帯のアラームが隣の部屋にも聞こえそうなくらいけたたましく鳴ったので消しました。
同じ部屋の奴ら全員起床。
寝てるのまあこさんだけ。
じゃあ、まあこさんも起こすか!
と思った瞬間またアラームが鳴る。
どうやら一分ごとに鳴る模様。
しかし公害ものの音量だったので、設定解除。
まあこさんを苦労して起こす。
まじで起きないんだ。これが。
起こしたあとの第一声。
「なんでアラーム消したの!?」
テメェがそのアラーム様様で起きなかったからだよ。
まあこに殺意が初めて芽生えた瞬間でした。
そして理不尽なキレかたをしたまあこさんに残念なお知らせがありました。
バスケ部くんが
「旅行中は忙しいから会うのは無理」
と返信してきたのです。
これは遠まわしに断られてるよ!まあこさん!
お願い!目をさまして!












「じゃあ今夜電話するから!」











(((゜д゜;)))なんでわからないんだ。まあこさん。
(この子、素でやってます。)

そして、夜。
みんな気を使ってまあこさんのために部屋を空ける。
一時間後。
「まあこ)電話に野球部くんが出てきたんだけど」(怒りながら)
なんと、野球部くんの口から「バスケ部くんが困っているからもうやめてくれ」と言われたそうです。
これはヒドいです。
ちゃんと自分で言うのが礼儀です。
しかし、それでも
「再チャレンジする」
っていい加減しつこいまあこさんもまあこさんです。

ん?待てよ。
「名無し)…じゃあなんで一時間も電話してたの?」
「まあこ)野球部くんに説教してた」
もう、何も言うまい。

その後、まあこさんがバスケ部くんに言ったこと。
これは盗み聞きではなく、むしろまあこさんがみんなに言いふらした内容です。


「まあこ)…この前好きな子がいるって言ってたけど、誰?」
「バスケ部)いや…」
「まあこ)その子とメールしてるの?」
「バスケ部)いや…メアド知らんし」
「まあこ)なんで?好きならメールするんじゃないの?」
「バスケ部)…」
「まあこ)じゃあ、その子のこと、本気じゃないんじゃないの!?」
「バスケ部)は?」
「まあこ)本気じゃないなら私と付き合うべきよ!」
「バスケ部)何言ってんの?」(マジギレ)






うん。
まあこさん言ってることめちゃくちゃ。
でも、興奮してたらこれくらいのこと言っちゃうかも知れない。
でもちがうんだ。
これは事前にまあこさんが作っていた
「会話チャート」どおりなんだ。
ちなみに見せて貰ったら、
バスケ部くんに彼女がいない場合はすべて「まあこさんと付き合う」にたどり着いてました。
なんで?としか言いようがない。
次の日の朝、運悪くバスケ部くんとまあこさんが会ってしまいました。
バスケ部くんはここ数日間のことに相当頭にきていたらしく、ものすごい暴言を吐きました。










「名無したち)…まあこさん、大丈夫?」
「まあこ)大丈夫大丈夫。それより今さあ、実は隣の高校の人かっこいいとおもっててさぁ〜応援してね?」
「名無したち)…」(絶句)
お前にはみんな呆れた。


以上、まとまってないですけど名無しの修学旅行のおもひででした。
ろくなことなかったな。